クレジットカードには不正利用防止のためのセキュリティがあります。
①有効期限
カード番号がわかっただけでは不正利用ができないように、基本的にクレジットカードには有効期限があります。しかし、現在の情報流出は
カード番号とともに有効期限も流出していることが多く、セキュリティのレベルは低いです。
②セキュリティコード
カード裏面の署名欄に記載のある3桁の番号です。スキミングなどで偽造カードを作った場合、このセキュリティカードがわからないため、カード利用されるのを防ぐことができます。有効期限と同様に、セキュリティコードもカード番号と一緒に情報流出していることが多く、セキュリティレベルは低いです。
③本人認証
ネットでのカード決済の際に、クレジットカードの会員専用サイトと同一のパスワードを入力しないと決済できない仕組みです。非常にセキュリティのレベルは高いで。しかし、本人認証を導入しているWebページは少なく、また、本人認証を導入していないWebページでは通常通りカード決済ができてしまう状況です。
④カード会社のモニタリング
カード会社は常時モニタリングをしており、不正利用と懸念される利用をしている場合、一時停止を行なっています。しかし、不正利用かどうかを判断するのは大変難しく、正常な利用も停止してしまうこともあり、精度がそこまで高くない状況です。